森林内の活動に係るリスクマネジメント研修会を開催しました

令和６年１０月３１日（金）に千葉県緑化推進拠点施設（袖ケ浦市）にて、千葉県の主催（当委員会開催事務局）による「森林内での活動に係るリスクマネジメント研修会」を開催しました。
この研修会は、千葉県内の森林や里山をフィールドに活動する多様な主体による緩やかなネットワーク（ちば里山イノベーションハブ）の研修会として、森づくりや森林環境教育活動、森林資源の活用などの取組には共通の課題である「リスクマネジメント」と「保険・補償」をテーマに実施したものです。

１コマ目は、「森林内での活動等におけるリスクマネジメント」をテーマに、NPO 法人自然体験活動推進協議会（NPO法人国際自然大学校）理事の佐藤繁一氏を講師にお招きして、実践的なリスクマネジメントについてご指導いただきました。
現場での様々なリスクに対処（リスクを見分けて、それについて判断し、参加者と自分自身の安全を確保等）していくリスクマネジメントは、やさしい事ではないことが良く分かり、日頃から研鑽を怠らず情報をアップデートしていく必要があることを学びました。

２コマ目は、「自然体験活動等における事故事例、保険・補償」をテーマに 有限会社オフイステラ代表の町頭隆児氏を講師にお招きして、身近な自然体験活動等に起こり得る事故事例のご説明と、多くの活動団体の皆さんが分かっているようで実は適切な手続き等について良く分かっていなかった“保険・補償”について詳しくご指導いただきました。