みどりの少年団
2024.12.03
第44回千葉県緑の少年団交流集会 「森をつなぐ、森がつなぐ」を開催しました
令和6年11月30日(土)、第44回千葉県緑の少年団交流集会「テーマ:森をつなぐ、森がつなぐ」を親子参加型の体験行事として開催しました。
2年ぶりとなる千葉県立大多喜県民の森を会場に、紅葉が見頃の秋晴れの中での実施となりました。
今回の企画は、県内で活動されているガールスカウト団の指導者の方々とのコラボによるもので、キャンプ場野営場でのたき火体験とモルック体験はガールスカウトの皆さんに企画・運営をお願いしました。
午前の行事は、2年前に緑の少年団の皆さんがヒノキの植樹体験を行った町有林での保育活動です。参加者・スタッフが総出で、のこぎり鎌を使って“しの竹”や“雑草”の下刈りを行いました。
次に、夷隅林業研究会の皆さんにご協力をいただいて不要木を伐採し、利用するため小丸太に小割して、皆で協力して山の下まで運びました。
その後、キャンプ場まで移動して、薪割と上手に火付けをする方法を学び、たき火の周りにこども達が集まって仲良く昼食をとりました。
午後は、伐採した色々な木(ヒノキ、カクレミノ、アラカシなど)の小丸太をノコギリで切ってモルックを作成し、芝生広場でこどもチームと大人チームのモルック対抗戦を行いました。
自然木で作ったモルックは、形や重さが全て異なり、偶然性の要素が多くあるゲームとなり珍プレーも続出する中、こどもチームの投げた一投が、8番スキットル1本だけを倒してゲームセットとなるスーパープレイとなり、こどもチームの圧勝でした。
日常ではなかなかできない森林体験や遊びがあり、参加者やスタッフからも森林や自然を活用した遊びや学びが体験ができる機会をもっと作ってほしいと言う声が聞かれました。
これまでは、緑の少年団の活動は、学校を単位とするが“学校団”を中心に支援してまいりましたが、今後は学校団と共に、多様な組織による緑の少年団“地域団”による活動の普及を推進していきたいと考えています。
今回連携したガールスカウトなど、各地域で様々な活動をしている青少年活動団体やサークルなどの地域組織による森林整備や緑化等の活動を“緑の少年団活動”として位置付け、その取組を積極的に支援していきたいと思います。