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2024.07.22
第1回ちば里山カレッジ「里山活動と森林環境教育・木育」が開催されました
令和6年7月21日(日)に緑化推進拠点施設にて、特定非営利活動法人ちば里山センターが主催する「第1回ちば里山カレッジ」が開催されました。
今回の講座は、「里山活動と森林環境教育・木育」をテーマに、里山における森林環境教育や木育のこれからについて、県内で活動する3名の講師による講演と参加者同士の意見交換を行うと共に、参加者と講師等が一緒に木育プログラムを実体験しました。
第一部は、里山活動と森林環境教育のこれからについて、当委員会の西野文智専務理事が解説し、意見交換を行った後、第二部では、佐倉里山自然公園を拠点に“森のようちえん”など先進的な活動に取り組んでいる真鍋弥生氏から、「森で育つこどもたち」を演題に様々な活動状況と大切にしたい考え方などについて講演いただきました。
午後の第三部、千葉県木育コーディネーター協会代表の中村令子氏による木育プログラムでは、千葉県産木材製のジャングルジム「くむんだー」を柱・貫・くさびだけで組み立てて解体するまでの作業を参加者と講師・スタッフが一緒に体験しました。また、「今、木育に求められるもの」を演題に中村氏が主宰する里山活動地「ニッセの森」の森づくりやニッセの森での様々な体験活動、「ちばの木のおもちゃ」の取組等について、講演いただきました。
受講者からは、里山活動で整備した森林のこれからの活用を考える良い機会となった、第2回目のカレッジにもぜひ参加したいなどの声が聞かれました。
当委員会は、後援団体として同カレッジの開催に協力しましたが、今後も引き続きちば里山センターと様々な行事や事業で連携・協働していきたいと考えております。